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20135/7
  • 雑談

無料で利用できる特許検索データベース

1.日本の特許文献

自分が特許を書く時には、まず特許庁の公報テキスト検索というものを利用している:

トップページから、どこへ行くとやや分かり難いが、「検索メニュー」の欄の「特許・実用新案検索」というボタンにマウスを合せると、コンテキストメニューが出るので、「公報テキスト検索」を選択する。

こういうとなんだが、日本の特許庁のページは、結構、良く出来ていると思う。

2.アメリカの特許文献

自分の場合、あまり海外の特許まで検索することはあまりないが、時々、アメリカの特許庁のページで検索を行うこともある:

3.ユーロ圏の特許文献

正直、まず使うことはないが、ユーロ圏の特許に関しては、Espacenet というものがある:

このサイトの特徴は、色々な欧米系言語への翻訳機能である。なんと、中国への翻訳もある。しかし、残念ながら、日本語への翻訳機能はない。

4.中国の特許文献

最近は、中国の特許というものも気になって来ているので、将来的には利用することも出てくるかもしれない。

このサイトを利用する人はまず中国語が分かる人だと思うが、ちなみに「专利」とは特許のことである。キーワードによる検索は、タイトルや要約のみであり、全文検索はないようである。

一応、英語のページがあるが、当然ながら、英語で検索しても、英文で書かれたものしか検索されない。

実は、高度な検索機能を提供している感じのページもあるが、なんだがややこしい免責事項に同意しないといけないので、利用する気になれない。(というか、中国語の能力が足りない。)

5.韓国の特許文献

韓国には、KIPRISというシステムがある。サイトのデザインとしては、このサイトは上記の中では、一番、親しみを感じられる。

Googleの検索フォームのようなシンプルな作りになっている。検索結果にも、タイトルのほかに、代表的な図がアイコン表示されるので、非常に見易い。やはり、デザイン的に、このサイトは非常に良く出来ていると思う。

面白いのは、その下にポピュラーな検索語というのがランキング順に表示されており、韓国語が分からなくても、下記の K2E-PAT と組み合わせて検索すると、外国人でも楽しむことができる。

K2E-PATという英語への翻訳サービスがある。(アイコンには、”Real-teim machine translation”と誤植があるので、早く直して欲しい。)

k2e-pat

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